看護師のミス - ハードな職場で発生しやすい事例とは

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ハードな職場で起こりがちな看護師のミス

外来勤務の看護師と病棟勤務の看護師では仕事の内容が違う部分がありますが、いずれの場合でも広範囲の仕事があります。ざっとあげても、診察準備・後片付け・医師のサポート・巡回・記録・血圧や脈拍や体温のバイタルチェック・与薬・採血・注射・点滴・問診・各種検査……などです。

これ以外にも患者様やご家族への教育や指導・排泄介助・入浴や食事介助・配膳・清拭・ベッドメイキング・体位交換・患者様の移送などもこなさなければなりません。ここではハードな職場で起こりがちな看護師のミスについて説明します。

残業も少なくないですし、深夜勤務もあります。精神的な負担や肉体的な負担も相当ありますから、看護師の中には労働環境に耐えきれず医療事故の懸念があるので退職する人もいるのです。

例えば点滴に絞ってのミスを考えてみましょう。点滴計算間違い・動脈血点滴のルートと静脈血点滴ルートの勘違い・点滴液の取り違えなどがあります。経管栄養と点滴のルートを間違い、経管栄養のルートに輸液を入れてしまう重大な事態になるミスも報告されています。

与薬では、他の患者様の薬を渡してしまったり、渡す量を間違えたりするミスも発生しています。また大規模な病院では1日の新規入院患者が多く、同じ日に入院した患者様を間違えたり同じ疾患の患者様を混同してしまうこともあるようです。

最近では個人情報保護の観点からベッドに名前を出さない病院もあります。患者様の取り違えを起こさないようにより一層の注意が要求されます。少しの間違いでも最悪のケースは患者様の容態が急変したりする医療事故に発展しかねません。

アクシデントと呼ばれる医療事故を防ぐために新人ナースには手技や手順や指示の受け方やチェック方法まで厳しい指導がなされます。

<ヒヤリハット>という言葉は医療現場でも使われます。重大事故にならなくても発生する可能性がとても高い状況で発見できた事故を起こす直前の状況のことです。

医療現場で最も多いヒヤリハットは点滴や注射で次に与薬が続きます。この二つので60%のヒヤリハットを占めているという調査結果があります。介護施設や療養施設では患者様の転倒の比率が多くなります。

ヒヤリハットの段階で有効な処置や対策を立てることが医療事故防止に直結します。医療機関では毎日の業務で発生したインシデントレポートの提出を義務化しているところも少なくありません。不測の事態に備えて医療事故保険を病院や看護師自身にもかけるところも多くなっています。